引っ越してきてすぐに家にピンポーンと訪ねてきた人がいました。

 

 

背の低いかわいらしい、推定27歳(インド人の年齢は見た目では全くわからないので適当)の女性。

 

ヒンディー語で笑顔で、わ~~~~としゃべってきて、

英語は全く通じないのでチンプンカンプン。

 

 

その時、ちょうど家の中にインターネットの設置の人がいたので、通訳してもらったら(ラッキー)

「私をメイドとして雇わない?1か月毎日掃除して1000Rs.」

といっているらしい。

 

心の中で意外と安い!と思いつつ

「窓とかも埃がたまりやすいところの拭き掃除もしてほしいんだよね。」

と掛け合うと

全てのタスクに1000Rs追加だという。

 

 

かわいい顔して結構商売っ気たっぷりです。

 

メイドさんってどうやって探したらいいのかわからなくてちょうどよかったし、とりあえず名前と電話番号を聞いておくことにしました。

 

名前マンジュって言うんだ!日本語で万寿って縁起いい名前だよ。

と言いたいけど、ヒンディ語わからないので、

「GOOD NAME!」

と言ったら笑っていた。

 

 

 

翌日お向かいに住む親切すぎるインド人に、

「メイドさんが必要なら斡旋してあげるよ」

と言われたので、

昨日の料金を話すと、

「その人高いね!うちのメイドを毎日1・2時間派遣するよ、1500ルピーでタスク無制限でやってくれるよ。」

と言うので、すぐにお願いしたら、

「今ディワリ休暇だから10月末まで帰ってこないんだ。帰ってきたら派遣するね。」

 

 

 

おおおお。

 

ディワリは2週間以上先だけど、インド時間だね、了解。

 

 

と楽しみに待ちつつ、掃除しても掃除してもすぐに汚くなる部屋(埃と砂)は

私の手に負えてなくて荒れ放題でした。

(専業主婦なのにごめん笑)

 

 

 

3日前くらいに突然、

「こないだ言ってた子じゃなくて、この子があなたの家を掃除するから。」

 

 

あれ?マンジュ!

値下げしたの?

「やったー!あなたとっても笑顔が素敵だし、物を盗んだりしなさそうに見えるし、

何か良い印象を持ってたのよ。交渉もしてないのに値下げしてくれて、どうも!よろしくね!」

と言えなかったので、笑顔を向けといた。

この複雑な感情は伝わってないでしょう。

 

 

 

早速、マンジュに掃除してもらった初日、すっごいスピードで家がきれいになっていく…!

さすが慣れてる~プロ!

2時間で家中を掃除してくれました。

 

とってもラクチン!

 

 

わたし、掃き掃除に1日、拭き掃除に1日、お風呂掃除に1日かけてたよ~~

 

鳥の落としものまみれだったバルコニーもズカズカ裸足で入って、掃除しています…

頼もしい。

DSC_1070.jpg

私なんてサンダル履いて、フンを踏まないように落ち葉を集めて、落ち葉がフンを触らないようにソロソロ~って避けて掃いてたけど、

マンジュは鳥のフン見えないのかな?ってくらいの勢い。

 

 

ただし仕事が早すぎて、注意やお願いをするタイミングがない。

床と窓のサッシとを同じ箒で掃くことは、私ならしないから使い分けてほしい。

ダイニングテーブルと台所の台拭きも使い分けて…

とかお願いしようかと思ったけど、掃除道具が決まっているわけじゃなくて指示しにくいし、

ヒンディー語わかんないし、なんか慣れてきたら気にならなくなってきたからいいや!

 

 

前から細かい性格に自分で疲れていたので、ここは気にしない練習…!

 

 

もしかしたら窓のサッシ拭いた雑巾(外気の埃が付きまくっている)で

椅子の座面(拭かなくてもいいくらいキレイ)拭いたかもしれないけど

見てなかったらわからない、と自分に言い聞かせます。

 

 

 

 

とにかく、こんなに素早くきれいにしてくれてありがとう!

私のこだわりはわかりにくいだろうから、徐々に徐々にお伝えしていこう。