主人が昨日の晩、科学が苦手、ド文系でしかもしばらく頭を使ってない私のために、

科学講座を開講してくれてちょっと科学が面白いと思えたので、印象に残った部分をまとめてみました。

 

 

 

 

その前にあれ?

科学って何だっけ・・・

 

 

と考えだすとわからなくなった私はウィキペディアさんに聞いてみました。

 

 

一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動。また、その成果の内容。特に自然科学を指すことが多い。

 

 

だそうです。

 

 

客観的な方法と系統的に研究される…

わかったような、やっぱりよくわからないような気がします。

 

 

観察や実験に基づく体系的な学問

っていう解釈をして先に進みます。

 

 

 

 

生物について考えるなら化学を学ぶ

 

私「科学の中で、興味あるのは生物だけで、

物理と化学には全然興味持てないんだよね~。

高校の授業も、先生の「重力、摩擦係数・・」の子守唄を聞きながら、

寝てた記憶しかない・・・クラクラ…」

 

 

 

主人「生物を深く勉強するには化学に詳しくないといけないっていうのは聞いたことある?」

 

私「なーい」

 

 

主人「生物の体を構成している遺伝子や小さな組織は化学の知識があって初めて理解できるんだよ。

そして化学を根源から深く理解するのには物理が必要なの。

 

水H2Oの繋がり方について深く知ろうとすると、HとOがどういう力で繋がっているかとか、周りのH2Oとはどういう力を及ぼし合っているかとか考えるんだけど、それは原子間で働く力を詳しく研究する物理学に精通していないと理解できないんだ。

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生物→化学→物理と、段々と対象が小さくなっていってるのがわかるかな?」

 

 

私「なるほど~ じゃあ物理やる人は、物理ばっかりやってればいいの?」

 

 

主人「それがね、物理を理解するには、数学が必要なんだよ。

物理学者は数学を一生懸命勉強するんだ。物理学は、この世で起こることを数式で表そうとするから。

 

じゃあ数学者はというと、論理学や哲学に詳しくないといけない。

その数式が存在する意義とか考えるのかね。

 

だから哲学は全ての学問の基礎だとも言われてるよね。」

 

 

私「ははー。生物→化学→物理→数学→哲学ね~。

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たしかにその大きい順のピラミッドは納得。

 

ソクラテスは哲学者であったと同時に、世界の構成要素を考えた化学者でもあり、虫が生まれる様子を研究した生物学者でもあったというもんね。(昨日調べて知った)

 

 

 

 

うーーーん。

その構造は論理的で納得だが、私はやっぱり一番上の生物と一番下の哲学にしか興味が持てない・・・😨!

 

 

 

 

生命はどうやって発生したか

 

サルの類が進化して人間になったことは周知の事実。

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人間の起源を求めて時代をさかのぼっていくと、サルの前はなんだったのか、じゃあその前は?

一番最初の生命体はどこからどう発生したの?

という疑問が湧いてくる

という人はいらっしゃいますでしょうか?

 

 

 

 

そんな人はほとんどいないと思いますが、私が疑問モンモンなのでこのまま進めます。

 

 

 

私「地球で始めに生物が発生した場所は陸ではなく水中だと言うのは知ってる!それが陸にあがってきて進化してサルになって人間になったんだよね!

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でも今日ウィキペディア読んでたら、その一番はじめの生物はどうやって発生したのかを考えてる人がいるってことを知ったの。

1.地球のどこかで無機物から有機物が生成された説

2.宇宙から降ってきた隕石に生命体の元となるものが入っていた説

3.神様が作った説

で1と2はどっちかわかってないんだって~

どっちだと思う~?」

 

 

 

主人「いや、もしかしたら3かもしれないよ(笑)

神が作ったんじゃない。ってことを証明できないからさ。(神が作ったと仮定しても矛盾が生じない)

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それはさておき、もし 2.宇宙から降ってきた説 だとしても、じゃあ宇宙にあったその生命体の元はどこからきたのって話になるわけで、

結局1.無機物から有機物ができた を解決しないと説明にはならないんだよね。」

 

 

私「あっけなく解決してしまった」

 

 

 

主人「それと生物から離れて、遡るという考えを突き詰めると、

宇宙の始まりはビッグバンというけど、じゃあそのビッグバンのタネはどこから来たどういうものだったの?って、「何かの前には何かが存在した」と仮定する限り、いつまで遡っても終わりがないというのも面白いよね。

 

 

この、「永遠の遡り」を終わらせるためには、

「無から有が生まれる仕組み」を考えるか、

「時間の遡りを不可能にする」しかない。

生物でも宇宙でも、始まりの「無から有」の仕組みを説明するのはすごく難しくて不可能なことのように思える。

 

 

でもノーベル物理学賞を取った日本人の発明のおかげで、もしかしたら

【時間の遡りを不可能にする】

仕組みが成立しているかもしれない。

 

 

~~この物理理論の説明  ・・・ゴニョゴニョ〇×〇ムズカシイ△×〇△×~~

 

 

…という理由から、この物理学の発明のおかげで、いつかまで遡れば時間がなかった地点が訪れると言えるかもしれない。」

 

 

 

 

生命体は宇宙のどこか、もしくは地球の中で、無機物が有機物になって

それが発展して生まれたということで納得することにしました。

 

あとタイムマシンで時間が生まれる瞬間を見に行きたいです。

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主人「タイムマシンを作ることは物理的に不可能だよ…」

 

私「こんなところまで論破しないで~~」

 

 

 

 

科学は一番優れた学問体系なのか

 

科学以外にも体系だっていて、自己矛盾の無い考え方は沢山あります。

・アーユルヴェーダ

・キリスト教

・アマテラス/八百万の神… その他

 

 

主人「それらを比べるときにどんな尺度でみるかによって、

どの体系が優れているのかは変わってくるよね。

どれが一番、反証可能性があるかで言ったら科学。」

※反証可能性の概念…どんな手段によっても間違っている事を示す方法が無い仮説は科学ではないという意味

 

間違えていることを証明できることが科学の強みなんですね。

 

 

 

 

 

主人「科学は自分にストイックなんだよね。常に批判的視点を持ちながら実験したりしていくわけ。

 

でも別の尺度、どれが一番 愛があるか で言ったらキリスト教が優れているかもしれない。

どの評価尺度が優れているかを比べるのは難しくて、結局は個々人の好みみたいになっちゃうから、誰にとっても科学が絶対だというわけじゃないと思ってるよ。」

 

 

 

私「なるほど~。

私たちは義務教育で、人間はサルから発展してきました、って習ったよね。

だから、その考え方が基礎的なものとして染みついてるけど、

もし幼少から神が人間を作ったのよ。と言い聞かされてきたら、世の中どう見えてたんだろ…

高校生の時、アマテラスさんのこと、神話だ!って笑い飛ばしてたな~」

 

 

 

 

測る尺度によってどの体系が優れているのかは変わる

科学を使うべき場面と科学ではない考え方の方が適する場面とあるのだと思いました。

 

 

 

 

 

最後にどうして同じ年数生きているのに、こんなに何でも知っているのか聞きました。

 

回答は

「好きこそものの上手なれ」

でした。

 

 

明日はゼロの発明について授業をしてもらいます。

 

 

私も学ぶことは好きなはずだけど、すぐに忘れちゃう…😨