インドで習った瞑想のやり方を紹介します。
一見ルールがたくさんあるように見えますが、
どれも「こうしたら我流でやるよりもっと集中しやすいよ」というアドバイスだと私は思っています。
ルールではないので、各自好きなようにアレンジして瞑想してよいのだと思います。
準備
- 朝か夕方が瞑想に適した時間帯。できればその時間に。
- 静かな環境を整え空調を切る
- 照明を消す
- あぐらをかけるスペースを確保。ソファやベッドは柔らかすぎるので避けたい
瞑想導入
- あぐらの形に足を組む
- 骨盤を意識して左右まっすぐに座り背筋を伸ばす
- 手は左右のひざの上に軽く置き、人差し指と親指を合わせて〇を作る
- 目をつぶり呼吸に意識を向ける
- 「私はこれから20分瞑想します。静かにしててね。よろしくね」とマインドに話しかける
瞑想中
- 呼吸は鼻から吸って鼻から吐いて、大きく肺とお腹を使って呼吸をする
- キョロキョロしないよう、
a.眉間
b.みぞおちの少し上
のどちらか落ち着く方に視点を定める(目はつぶったまま) - 視線の先に仏像や神様、実在の人物や物、何でも良いのでひとつ決めイメージする(目はつぶったまま)
*思い描くことで集中するためのツールであり、神様を拝むという意図ではないので、感情を込めない。スピリチュアルになりたくなければリンゴで良い。
瞑想中にこんな状態になったら…
- 心が静かになってきたら…
自分が好きなマントラ(インド式お経)を心の中で繰り返し唱える。唱えるリズムは呼吸に合わせる。
一般的なおすすめ「オーム」
仏教徒へのおすすめ「南無妙法蓮華経」
スピリチュアルじゃない人へのおすすめ、3文字ほどの意味のない音 - 思考がグルグル止まらないとき…
映画を見ているように自分の思考を観察する。降ってきた考えに命を与えない。 - 体がしびれてきたとき…
我慢できる程度であれば動かさず、しびれている状態を観察する
瞑想から現実への戻り方
- 決めた時間を経過したと体が感じたら、起き上がる心の準備を整える
- 3回深呼吸をして、ゆっくりと目を開ける
インド人は日本人よりアバウトな性格な人が大半です。
先生からの教えを細かく守る日本人らしい真面目さは一旦わすれ、インド人になったつもりで適当に座ってみるのが、私のマイブームです。
2017年5月30日 at 9:03 PM
2.骨盤を意識して左右まっすぐに座り背筋を伸ばす
背筋を伸ばすのがすごく大変で意識してしまう人はどうすればいいでしょうか?
2017年5月31日 at 4:31 AM
よい質問ありがとう!
体の背面だけでなく、前面を意識すると背筋が伸びてる状態を維持しやすいかもしれません。
丹田に力を入れた上で、おへそとみぞおちを近づけるようにしてみて下さい。
お腹でしっかり支えられると長時間座っていても辛さが出て来にくいと思います!
背骨を尾骨から一つ一つ積み上げて最後に頭が乗り、頭は真上から糸で引っ張られてるイメージとかも効果的かも。
肩を小さく後ろ回しストンと落とすと胸が自然に開きます。デスクワークの人にはオススメ。
背中が丸まっている姿勢はリラックスできてるようにも感じるんだけど、
実は結構な重さのある頭を支えるのに骨以外のもの(主に筋肉かな)を頼り過ぎていると何かで読みました。
なので背筋を伸ばした方が体に負担が少ない(肩こりなども起きづらいし、内蔵も本来の位置に収まる)ということを念頭におくのも助けになるかもしれません。
2017年6月3日 at 2:21 PM
この投稿を読んですぐ、瞑想してみました。
目を瞑ったときの眼球の向きや、瞑想に集中するためのイメージのツールがスピリチュアルなものでなくても良いことなど、具体的な方法がわかるとやりやすいですね(^^)ありがとう!
2017年9月21日 at 3:36 AM
りえちゃん
コメントお返事できてなくてごめんなさい~
やってみてくれたの~~ありがとうございます!
一緒にやると何だか楽しいから今度お顔を合わせられるときには是非一緒にやってみましょう!