卵の黄身の濃淡の話
インドに来て間もない頃、道端で買った卵の黄身が薄くて(白に近い薄い黄色)驚きました。
その後、美味しい卵を求めて色んな場所で卵を買ってみたところ、
大きなスーパーで売っている1玉17円のブランド卵が黄身の色も濃く、日本人の私にとっては馴染みのある卵に見えました。
美味しそうに見えるし、製造年月日も刻印されているし、一番満足度が高かったので、この一年その銘柄ばかり買っていました。
しかし最近、黄身の色に薄い黄色と濃い黄色があるのは、単にエサが違うだけだというのを
「料理と栄養の科学「おいしい」を解き明かす」という本を読んで知りました。
なんか白い黄身ってあんまり馴染みないし怖いな~とか思ってたけど、なーんだ。
また白いの試してみよう!
黄身の色が薄いのは、麦や米を食べた鶏の卵、
濃いのはトウモロコシを食べた卵。
ただし、濃い方が高値で売れることから、エサに黄色い着色料を混ぜる農家もゼロではない、とのこと。
インドの濃い黄色の卵…着色されてそう!!!
そこで再び黄身が薄い色の道端の卵を買ってみたところ、やっぱり見慣れた見た目も味も濃い黄色の方がおいしいような気分がしました。
ただし、薄い色の方が粒は1.2倍ほど大きいのに、値段はちょっとだけ安いです。
やっぱり黄身の色が薄いと安値になるのでしょうか。
いや、道端の卵屋さんだからパッケージなくて袋に直接入れるし梱包代かかってないからかもしれない。
あれ、そういえばブランド卵に刻印されてる製造年月日って信頼していたけど、
(packed date)って書いてあるので、産んだ日じゃなくて、農家さんがパックに卵を梱包した日ってこと…?
だから日にちは経ってないのに、黄身がダルーンって張りがなくて、古そうな卵がたまにあったのかな・・・
ちょっとだけインフレの話
ちなみに、この濃い黄色の黄身を持つ卵の銘柄はどんどん値段が上がっていて、10個パックが
- 2016年10月頃80ルピー(約140円)だったのが
- 2017年1月頃90ルピー(約160円)
- 2017年5月頃100ルピー(約175円)
- 2017年12月現在110ルピー(約190円)
と、10ルピーずつジワジワと値段を上げています。
こんなところにもインフレを感じています。
メイドのマンジュちゃんのお給料も、月1500ルピーで始まって半年前くらいに2000ルピーにあげてほしいとのことで30%増です。
2017年12月12日 at 1:06 PM
インフレなんだね。そしてふむふむ、黄身が白いということは、目玉焼きも卵焼きも茶碗蒸しもプリンも白いっていうことだね。